― カードサイクルを跨ぐと、黒字でも苦しくなる ―
Amazon FBAをやっていると、
こんな感覚を持ったことがある人は多いと思います。
- 利益は出ている
- 売上もそこそこある
- 在庫も売れている
それなのに、
なぜか手元にお金が残らない
次の仕入れが苦しい
最近、まさにこの状態にハマっていました。
以前の自分の考え:高単価の方が効率がいい
少し前まで、仕入れの軸はこうでした。
- 単価は高め
- 1個売れたときの利益が大きい
- 数は少なくて済む
管理も楽そうだし、
「効率がいい」と思っていました。
SKU単位で見ても黒字。
だから問題ない、と思っていたんです。
実際に起きていたこと
ところが、運用を続けていくと
じわじわ違和感が出てきました。
- 高単価商品ほど 売れるまでに時間がかかる
- カードで仕入れると 先に引き落としが来る
- Amazonの入金はその後
つまり、
カードの支払いサイクルを超えてしまう
という状態が起きていました。
1回ならまだしも、
それが積み重なるとどうなるか。
- 売れていないわけではない
- 利益が出ていないわけでもない
それなのに、
資金繰りだけがどんどん苦しくなる。
決定的だったのは「時間軸」で見たとき
この原因に気づけたのは、
ガラスバリの「資金マップ」を見たときでした。
そこでは、
- 仕入れた資金が
- 今どこにあって
- いつ回収される予定か
を 時間軸で見られるようにしています。
その中で、はっきり見えたのが、
カード支払い期間を超えた瞬間、
その商品は「実質、現金払い」になっている
という事実でした。
高単価・低回転の商品ほど、
カードで仕入れたはずなのに
現金を寝かせている状態になっていたんです。
そこで、仕入れの考え方を変えた
この気づきをきっかけに、
仕入れの軸を完全に切り替えました。
新しい基準はこれ
- 単価は 1〜2万円
- すぐ売れる商品
- 回転重視
- 数で仕入れ額を作る
利益率よりも、
カードサイクル内で
ちゃんと現金に戻るか
を最優先にしました。
結果、どうなったか
正直、かなり楽になりました。
- 月末の不安が減った
- カード引き落とし日が怖くなくなった
- 仕入れ判断がシンプルになった
派手な爆益はないですが、
資金がちゃんと回る。
この安心感は、想像以上に大きかったです。
今はこう考えています
いま商品を見るとき、
まず最初にこう自問します。
この商品は
カードで回るか?
それとも現金を寝かせるか?
この視点を持つだけで、
仕入れの判断がまったく変わりました。
最後に
この判断ができたのは、
「利益」ではなく
**「お金の現在地と回収タイミング」**を
見られるようになったからです。
日常運用だけなら、
直近3か月のデータでも十分役に立ちます。
でも、
カードサイクルを一度跨いだ瞬間に
何が起きるのか。
それが見えるだけで、
同じ失敗はかなり減らせます。
もし、
- 黒字なのに苦しい
- なぜか資金が増えない
と感じたことがあるなら、
一度「時間軸」で見直してみると、
原因がはっきりするかもしれません。